【海外カジノ遠征記】マニラ7,8日目・セットオーバーセット

Mr.KUROSAWA ★★★☆☆

ジョーズ

今日は日本食が食べたくなってね、World Resort Manilaの2階のMr.KUROSAWAに来てみたよ。

チンアナゴ

寿司!ラーメン!

ジョーズ

このいかにもな日本感がたまらないよね。

ジョーズ

今日はあまり体調が良くなかったから、ナマモノは控えてラーメンにしておいたよ。あ、そうそう、この店にも生野菜があったんだ。

チンアナゴ

The Salad Bowl…”of life”?どういう意味?

ジョーズ

ああ、我が人生のサラダ!ってことなんかな・・・。
よくわかんないけどSpicy Tuna Saladとチャーシュー麺を頼んでみたよ。

ジョーズ

天井には侍のパネルが。

チンアナゴ

あ、店名のKUROSAWAって『七人の侍』の黒澤監督のことなんじゃない?

ジョーズ

なるほど、それが元ネタなのかもね。

ジョーズ

ってなことを考えてたらチャーシュー麺が来たよ。
うん、これはフードコートの味だね。

チンアナゴ

フードコート?

ジョーズ

ほら、高速のサービスエリアとか、スキー場とかにあるアレだよ。

チンアナゴ

ああ、麺もスープも業務用だけど、スキーしたあとに食べると妙においしいやつね。

ジョーズ

そうそう。まあまあおいしかったよ。この辺ではあんまりスープ料理ってないからさ、醤油ベースのスープがうれしかったなあ。

チンアナゴ

チャーシューも割といっぱい入ってるね。

ジョーズ

うん。チャーシューは炙ってあっておいしかったよ。
お値段400ペソ(800円)。満足したよ。

ジョーズ

こっちはSpicy Tuna Salad。サニーレタスの上にマグロの竜田揚げとカルパッチョが乗ってて、上にマヨネーズと七味がかかってるよ。

チンアナゴ

結局ナマモノ食べてんじゃん。

ジョーズ

だって、ツナサラダっていったらツナ缶みたいなのを想像してたからさ。まさかカルパッチョ風だとは思わなかったよ。

チンアナゴ

写真じゃわかりにくいけど、結果大きな皿で来たね。

ジョーズ

うん、これは2人前だね。値段は350ペソ(700円)ぐらいだったかな。
ラーメンが食べたいときはここがいいかもね。

ジョーズ

空いてたからかもしれないけど、料理も結構早く出てきたし、概ね満足してるよ。滞在中、もう1回ぐらいは来ようかな。

ゲーセンに行ってみた

ジョーズ

実はWorld Resort Manilaの5階にはゲームセンターがあるんだ。
GAME ZOOだって。

チンアナゴ

せっかく1階にカジノがあるのに、わざわざゲーセンを作るなんて変な感じ。

ジョーズ

だよね。逆に気になって入ってみたよ。

ジョーズ

小さい子向けの遊具がたくさんあったよ。

チンアナゴ

あ、私これ好き。

ジョーズ

エアホッケーか。ついムキになってやっちゃうよね。

ジョーズ

PS4かな?家庭用ゲームとモニターがあるね。

チンアナゴ

ちっちゃい子がGrand Theft Auto的なゲームを黙々とやってる。
それを後ろで見守る私たち・・・。シュールだね。

チンアナゴ

うん?これは?

ジョーズ

KTVってのはカラオケテレビの略だよ。

チンアナゴ

ゲーセンにカラオケ!新しいね。

ジョーズ

多分このゲーセンは子連れのための場所なんだろうね。
ZOOって名前も子供向けだし。

チンアナゴ

なーるほど。お母さんとおばあちゃんがブティックで買い物をしてる間、お父さんと子供はここで待機ってわけか。
カラオケは時間つぶすのにうってつけだもんね。

ジョーズ

さて、そろそろカジノに向かおうかな。常連たちのプレイスタイルもわかってきた頃だし、今日はこれまでより大胆にアジャストしていきたいな。

今日の戦績

ジョーズ

今日も100/200(2/4$)はプロたちに荒らされてたよ。

チンアナゴ

彼らとはあんまり一緒にやりたくないよね。

ジョーズ

平日はそろそろ別のカジノを検討するべきかもね。
仕方ないから50/100(1/2$)をプレイしたよ。

ジョーズ

50/100(1/2$)は6時間くらいプレイして+141ドルだったよ。

チンアナゴ

まずまずじゃない?

ジョーズ

うん、トータルの時給は下がったけど、今日までツイてたからね。
僕の実力で50/100(1/2$)を打つと、長期的に見てこのくらいの時給だと思うよ。

チンアナゴ

今日のテーブルはどうだったの?

ジョーズ

今日はとりあえず50/100をリザーブしたんだけど、しばらくしたらコーリングステーションの常連さんがやってきたんだ。

チンアナゴ

太客が来たッ!

ジョーズ

いつも300bbくらいを置いてルースにプレイするおじいさんだよ。何としても彼と同じテーブルに座りたかったから、一度リザーブを取り消して、おじいさんのすぐ次にリザーブし直したんだ。

チンアナゴ

ウェイティングリストの隙間を調節したわけね。

ジョーズ

しばらくしたら無事新しいテーブルが立てられて、おじいさんと一緒に座れたよ。

チンアナゴ

執念だね。

ジョーズ

今日は序盤でいきなり大きなポットが取れたんだ。ツーペアでトリプルバレルを打ったらコールしてもらえてね。ありがたかったよ。

ジョーズ

でも、そのあとの6時間は何をやってもダメだったな。リバーでまくられたり、ただのトップペアでポットの2倍のオールインをしてきてツーペアを降ろされたりで、耐える時間が続いたよ。

チンアナゴ

うーむ、6時間はしんどいね。

ジョーズ

うん。でも、ライブポーカーは進行が遅いから、ひどいときは1週間ぐらいツイてないときもあるけどね。

ジョーズ

あ、でもね、今日は一つ良いプレイがあったんだ。もしかしたら今回の渡航で最高のプレイになるかもしれないね。

チンアナゴ

なになに?

今日一番のプレイ

BB vs 2s2h
ハンドヒストリー
  • 1/2$
  • プリフロップ:BB [2♠️][2♦️]
    • UTG2 UTG3 CO BU SB Limp, BB x
  • フロップ:[2♣️][3❤️][7♣️]
    • x x b10 f f r25, f c r100, c f
  • ターン:[T♣️]
    • x x
  • リバー:[6♦️]
    • b50 r200 c
    • BU shows [7♦️][2♦️], UTG2 shows [3♠️][3♣️]
ジョーズ

フロップでセットオーバーセットをフォールドできたのは初めてかも。
1分くらい時間を使って考えたよ。

チンアナゴ

おお、大事故を回避したんだね。

ジョーズ

うん。自信があったわけじゃないけどね。UTG2が[3♠️][3♣️]をショウしたときは心からホッとしたよ。
何を考えてフォールドしたのか、順番に説明していくね。

テーブルはルースプレイヤーだらけ

ジョーズ

まず、フロップに参加してる6人のうち、僕以外は全員が超ルースなプレイヤーだよ。

チンアナゴ

全員がすごく広いレンジを持ってるんだね。

ジョーズ

うん。あと、UTG2はリンプインするレンジに[AA]が入ってるんだ。以前にそういうプレイを見たからね。

ジョーズ

それでBBの僕はフロップでボトムセットができたんだけど、UTG2の大きなベットに対してBUが2.5倍にレイズしましたと。

チンアナゴ

BUはどんなハンドを持ってるのかな?

BUに対するリーディング

ジョーズ

このBUはルースだけどパッシブなプレイヤーで、めったにレイズしないんだ。

ジョーズ

例えば彼がGSSDを持ってるとき、オッズに合わないベットを打たれてもコールしてるのを何度も見てるからね。
弱いドローでのレイズをまだ一度も見せてないんだ。

チンアナゴ

でも今回のBUはレイズしてきましたと。

ジョーズ

しかもSB、BB、UTG2の3人に対してレイズしてるんだね。だから、僕はこのBUのレイズは限りなくブラフが少ないだろうと考えたよ。

ジョーズ

具体的にはツーペア、セット、強いコンボドロー、最も弱いハンドでも[QQ]か[JJ]かなと。[QQ]と[JJ]はレイズしない可能性も高いけどね。

チンアナゴ

BUが[AA]とか[KK]を持ってる可能性は?

ジョーズ

全くないわけじゃないけど、プリフロップで[AA]のリンプレイズ(リンプインして、相手のアイソレートに対して3ベット)を狙ってたなら、BUからリンプインするのはちょっと無謀じゃないかな。SBとBBのたった2人に「アイソレートしてくれ!」って頼むわけだからね。

ジョーズ

しかも、BBに座ってるのは超タイトにプレイしている僕なんだ。
BUは僕がアイソレートするレンジが狭いことはわかってるはずだから、なおさら[AA]でリンプレイズを狙ってたとは思えないよね。

チンアナゴ

ふーむ、なるほど。

ジョーズ

ってことでBUのレンジを強い順に並べると、

BUのレンジ
  • セット・・・・・・[77]、[33]→6コンボ
  • コンボドロー・・・[5♣️][4♣️]、[A♣️][4♣️]、[A♣️][5♣️]、[6♣️][5♣️]→4コンボ
  • ツーペア・・・・・[7♦️][2♦️]、[7♦️][3♦️]、[7♠️][3♠️]、[3♦️][2♦️]→4コンボ
  • オーバーペア・・・([QQ])、([JJ])→6コンボ
  • 合計 20コンボ
チンアナゴ

カッコはレイズする可能性が低いから半分にしてあるんだね。

ジョーズ

[A♣️][3♣️]のような3のペア+フラッシュドローは今回は除外してるよ。BUなら単にコールするんじゃないかな。

ジョーズ

このBUのレンジと僕の[2♠️][2♦️]を比べてみると、[77]と[33]以外にはフェイバリット(勝率50%以上)だよ。

ジョーズ

最も強いコンボドローの[5♣️][4♣️]に対してもフルハウスの目が残ってるから、60%ぐらいの勝率があるんだ。

チンアナゴ

ふむふむ。BUのレンジの20コンボのうち、セット以外の14コンボには勝ってそうだと。

ジョーズ

じゃあ、次にUTG2のレンジを考えてみようか。

UTG2に対するリーディング

ジョーズ

さて、このUTG2は下手なルースアグレッシブで、フロップでペアかドローがあったら何でもベットしてくるタイプだよ。

チンアナゴ

今回も大きなベットをしてきたね。

ジョーズ

ただし、いくらルースアグレといえども今回は6人戦でポジションもないからね。残り5人に対してGSSDなんかでベットしてくるかは微妙だね。

ジョーズ

あとは[55]や[A3o]なんかの弱いペアでもベットしないことのほうが多そうだと考えたよ。

ジョーズ

実際には気の迷いで[A3o]でベットすることもあるかもだけど、ライブポーカーはレーキも高いし、相手のレンジを少し強めに想定してるんだ。

チンアナゴ

ふむふむ。

ジョーズ

ただし、さっきも言ったように、UTG2はリンプレイズ狙いの[AA]、[KK]はあり得ると思ってるよ。以上のことを全部考慮すると、UTG2のレンジは大体こんな感じじゃないかな。

UTG2のレンジ
  • セット・・・・・・[77]、[33]
  • コンボドロー・・・[5♣️][4♣️]、[A♣️][4♣️]、[A♣️][5♣️]、[6♣️][5♣️]
  • ツーペア・・・・・[7♦️][2♦️]、[7♦️][3♦️]、[7♠️][3♠️]、[3♦️][2♦️]
  • 強いペア・・・・・([AA])、([KK])
  • 弱いペア・・・・・([88])、[A7]、[K7s]、[87s]、ほか多数
  • フラッシュドロー [A♣️][6♣️]、[K♣️][T♣️]、ほか多数
  • OESD・・・・・・[5❤️][4❤️]、[5♦️][4♦️]、[5♠️][4♠️]
チンアナゴ

あれ、コンボ数が書いてないね。

ジョーズ

うん。ここでは「UTG2のレンジ全体より[2♠️][2♦️]のセットのほうが勝率が高い」ということだけ確認しておけばひとまず十分だよ。

チンアナゴ

ふーん。

ジョーズ

これでヒントはすべてそろったよ。UTG2ベット→BUレイズに対して、BBの僕はコール・3ベットのどちらを選択すべきかな?

基本に立ち返って考える

チンアナゴ

コールか3ベット・・・。
うーん、どっちも有力そうに見えちゃうなあ。

ジョーズ

そうなんだよ。だから僕はこう考えたよ。
勝っているときは利益を大きくし、負けてるときは損失を小さくできるようなアクションを選ぶべきだろう」。

チンアナゴ

そりゃそうだよ!
でも、それがアクションとどう結びつくのかがわかんないよ。

ジョーズ

例えば、UTG2が[A7]を持っていたとするよね。BUのレイズに僕がコールすれば、下手な彼もTPTKでコールするかもしれない。

ジョーズ

でも、タイトな僕が3ベットを打つと、さすがのUTG2もフォールドする可能性が高いよ。だから、僕の[2♠️][2♦️]がUTG2に勝ってるなら、コールを選んだほうが利益が大きくなるんだ。

チンアナゴ

うん、そりゃそのほうがUTG2からチップが取れそうだよね。
でもさ、3人でターンを戦うリスクがあるんじゃない?3ベットしてBUとヘッズアップにしたほうがいいのでは?

ジョーズ

いや、その心配はないよ。これを見てごらん。

チンアナゴ

[A7]って7%しか勝率ないの!?

ジョーズ

僕は既にセットができてるから、Aや7がアウツにならないんだね。ちなみに、UTG2が[AA]や[KK]を持っていても勝率は同じく数%だよ。

ジョーズ

もう一つ見てみようか。今度のUTG2はフラッシュドローだよ。

チンアナゴ

UTG2の勝率が上がったけど、ジョーズくんの[2♠️][2♦️]の勝率も上がってる!?

ジョーズ

うん。UTG2とBUが互いにフラッシュのアウツを食い合ってるから、相対的に僕のセットが強くなったんだね。

ジョーズ

僕にとって最悪のシナリオはこれだよ。

ジョーズ

UTG2が[K♣️][T♣️]のようなフラッシュドローを持っていて、BUが[7♦️][3♦️]なんかの僕よりも弱いツーペアやワンペアを持っていたときだよ。

ジョーズ

その場合はフロップで僕は3ベットを打ってフラッシュドローをフォールドさせて、BUとヘッズアップに持ち込むほうが良いだろうね。

ジョーズ

でも、それはレアケースだし、それにこっちにはフルハウスのドローもあるから、万一UTG2にフラッシュを作られてもペアボードになれば逆転できるんだ。だから、そこまで絶望的な状況ではないよ。

チンアナゴ

なるほど・・・。つまりコールして3人でターンを戦っても、リスクに大きな変化はないんだね。

ジョーズ

そうなんだよ。それならUTG2をターンに連れて行ったほうが、バリューが多く取れそうなんだね。

相手にアクションを委ねて情報を得る

ジョーズ

じゃあ、逆に今度は僕がUTG2かBUに負けてる場合を考えてみようか。つまり、UTG2かBUの少なくとも一人が[77]や[33]を持ってる場合だね。この場合、損失をより小さくするアクションはやはりコールなんだ。

チンアナゴ

3ベットをするとどうなっちゃうの?

ジョーズ

3ベットをすると、[77]や[33]を持ってるどちらかのプレイヤーは二つの選択肢があるよ。4ベットオールインを返すか、3ベットにコールするスロープレイだね。僕はいずれにしてもコミットしちゃうんだ。

ジョーズ

スタックサイズとポットの割合(SPR)的に、いつかボトムセットで相手のオールインにコールせざるを得ないんだね。

チンアナゴ

うーむ、自分はアイソレートして勝率を上げるために3ベットを打ったのに、それが裏目に出てコミットしてしまう。こんなはずじゃなかった・・・ってことか。

ジョーズ

うん。損失を大きくしてしまってるから、それだけは避けたいんだ。
だからここはBUのレイズにコールで止めておいて、2人のアクションを見てまた判断すると良いんじゃないかな。

チンアナゴ

というと?

ジョーズ

例えば、僕がBUのレイズにコールして、UTG2が3ベットを打ったら、UTG2が弱いワンペアやドローを持ってる確率は格段に下がるよ。

ジョーズ

その3ベットに対してルースパッシブなBUが4ベットオールインをしたときには、もうそれは最低でもツーペア、ほぼセットが濃厚になるんだ。

チンアナゴ

なるほど。
そういう展開になれば、[2♠️][2♦️]をフォールドできるはずだと。

ジョーズ

うん。そのほうが損失を最小限に抑えることができるんだ。実際、UTG2から3ベットが飛んできたね。

ジョーズ

BUはコールを選択。かなり際どいけど、僕は2人のうちどちらかがセットを持っている可能性が高いと見てフォールドしたんだ。

チンアナゴ

3ベット→3ベットコールだもんねえ。すごく強そうだよ。でも、もし2人ともセットを持ってないとしたら、どんなハンドを持ってるんだろ。

ジョーズ

UTG2がツーペアの[7♦️][3♦️]、BUがコンボドローの[5♣️][4♣️]とかかな。あるいはUTG2が[AA]、BUが[5♣️][4♣️]とか?あんまりパターンの数としては多くなさそうだよね。

ジョーズ

2人がどんなハンドを持っているときにこのプレイラインを取るのか、100%の精度では読みきれないね。

ジョーズ

だから最後まで自信はなかったけど、僕の[2♠️][2♦️]が2人に勝ってる可能性のほうが低いと判断して、今回はフォールドしたよ。

チンアナゴ

結果的に良かったね。UTG2は[3♠️][3♣️]を持ってたんでしょ?・・・っていうかBUは[7♦️][2♦️]のツーペアって、すごいの持ってるなあ。

ジョーズ

まさか僕の最後のアウツの2までBUに押さえられてるとはね。
フロップの時点で僕の勝率は0%だったわけだ。

チンアナゴ

怖ッ!

ジョーズ

さて、ここまで読んでくれてありがとう。
今日はつらい展開が続いたけど、良いプレイができて満足してるよ。次回は別のカジノに行ってみようかな。

ジョーズ

次回もよろしくね。

旅の収支

旅の収支
  • 1日目:+280ドル
  • 2日目:-167ドル
  • 3日目:+1,057ドル
  • 4,5日目:+48ドル
  • 6日目:+196ドル
  • 7,8日目:+141ドル
  • 合計:+1,555ドル
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